DEPARTMENT
04
ベンダー課
仕事内容
ベンダー課では「ベンダー型」と言われる自動車のドアフレームの曲線を出す金型を製作しています。金型は標準化されたユニットや車種ごとに変わる型を組み合わせてできています。一点一点部品を組付ける作業は組付課とよく似た仕事内容ですが、【曲げ(加工):Bending】という特殊な技術を生み出す金型に特化し製作を担っています。製作した金型は自社で所有するストレッチベンダー機にセットし、曲げのトライやチューニングを経てお客様に納品します。
基本的な仕事の流れ
ユニット組付け
総組付け
油圧配管
型曲線の測定
チューニング
顧客立会い、出荷
インタビュー
01
ベンダー課のやりがいは?
金型製作では、お客様の求める品質=「精度を出す」ことが難しく、何度も金型を削ったり肉盛りをしたりして試行錯誤を繰り返します。その際、仲間と一丸となって作り込んでいく過程や、無事製品が仕上がった時に達成感とやりがいを感じます。【曲げ】というのは素材の種類や油の圧力、油温など様々な要素が絡みますが、そうした技術の奥深さや、部品一点一点の重厚で大きなスケール感を味わえる点もベンダー課ならではの魅力です。
02
ベンダー課の職場環境や雰囲気は?
現在は外注作業員を含む約5名の少数精鋭の組織で運営しています。メンバーが少数ということもあり、メンバー内のコミュニケーションはよくとれています。自社で設計・製作したストレッチベンダー機を所有しているので、金型のチューニングが行える環境は整っています。近い将来ロータリーベンダー機も導入し、より多様な仕様に対応できるよう更なる事業発展も目指しています。
03
今後入社する人へのメッセージ
100年に一度と言われている自動車業界の変革期ではありますが、さすがに自動車のドアが無くなることはありませんのでベンダー課の仕事も無くなることはありません。相当奥が深いとされる【曲げ】の世界ですが、その分やりがいも一入です。仲間と共に【曲げ】の世界にどっぷり浸かっていただいてナカシマの発展を支えてください。
ベンダー課に向いている人
・職人気質な方・根気がある方・機械イジリが好きな方